これまでの歩み

恵まれた自然環境

長井しいたけ組合のあるおおい町は福井県の南西端近くに位置し、町南部の境界が京都府や滋賀県との県境をなしています。
また、町の名田庄地区を京都市へとつながる国道162号が貫いています。
関西圏にほど近いところですが、京都からつらなる丹波高地の北側にあり、雪も降る日本海側気候です。

当組合は、東・南・西の三方向を山に囲まれ、北側の海に向かって開けた谷あいの集落「長井地区」にあります。

おおい町のしいたけ栽培の歴史

きのこというと、山の中で栽培されているものというイメージがあります。
ですが、ここ長井しいたけ組合では、海の見える場所でしいたけを栽培しています。
ミスマッチを感じられる方も多いと思いますが、このおおい町の気候風土が、意外にもしいたけ栽培に最適なのです。
おおい町では、町を挙げてしいたけ栽培の奨励を行っています。
長井しいたけ組合も、それがきっかけで生まれました。

しいたけが食べられない農家の壮大なチャレンジ

しいたけが苦手、そんな人も多いと思います。
嫌われる原因はぬめり、そして独特の匂いでしょう。
代表の藤田も、しいたけが嫌いな人間の一人でした。
しいたけ農家の跡取りなのに、しいたけが食べられなかったのです。
それでも家業を継いで、しいたけづくりを続けてきました。
そして数年前、しいたけ嫌いでも食べられるしいたけを作ろうと奮起します。
そこから試行錯誤を繰り返し、ついに85%という水分量を見出したのです。

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食べやすく工夫された安心・安全なマイクロフンギの誕生

しいたけ嫌いでも食べられるしいたけづくりの過程で、マイクロフンギは生まれました。
特殊な栽培方法で、刺し身より少ない雑菌数を実現。
今までの概念にとらわれず、色々な食べ方をお楽しみいただける、そんなきのこです。

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